ホソオビアシブトクチバの死骸と食害された跡
少し油断していると、黒から灰色の幼虫が知らぬ間に新芽を食害しています。
別名「バラの尺取虫」とも呼ばれる、ホソオビアシブトクチバの幼虫。
小さいうちは葉の縁などにいますが、大きくなると枝に成り済ましたり
ブロックの凹み部分や針金・麻ひもに張り付くなど
軒下やテントの隅っこ、鉄製のアーチやオベリスク
敵ながらあっぱれ、直ぐには見つけ辛い場所に潜んでいます。
ホソオビアシブトクチバ(蛾)
幼虫の見つけ方は、食害された新芽の下をたどること。
葉の上に、黒く細かい糞が落ちているのを見逃さないこと。
見つけ次第捕殺しますが、主に夜に活動するので、大量に食害されている場合は
夕方殺虫剤のアファーム乳剤を散布します。
今朝は、写真のような死骸が数十匹ぶら下がっていました。
体長が大きくなるにつれ、スミチオンなどの殺虫剤では効き目が薄いように思われますので
我が家では、ホソオビアシブトクチバほか蛾の幼虫には、アファーム乳剤を使っています。
日曜に殺菌剤と殺虫剤ダントツを混用しましたが、やはり効果はなかったようです。