宮崎県小林市の育種家、松永 一先生。
松永 一先生のハウスから
先生が生涯を通して大切に育種された、最後の花苗が届きました。
(松永先生と紫陽花・霧島の恵)
松永先生は、94歳になられました。
昨年の夏に体調を崩されてからは、施設で過ごされています。
生涯を育種に捧げられ、今、その疲れた体を癒されるかのように
静かに眠りについておられます。
花苗と一緒に、松永先生の娘さんが書かれたお手紙が入っていました。
「父が、92歳まで温室で育てた植物なので
内に秘めたパワーを、どうか皆様が育てることで
引き出して頂ければと願っています。
また、それぞれの土地・気候・風土に合った成長を
楽しみに見守って頂けたらと思います。
父に代わってお礼申し上げます。」
白アジサイ、小輪アジサイ、紅山アジサイ、化石の森アジサイ
斑入り葉白カラー、ネリネ(ウンズラータ)、リボングラスほか、水晶ラン
これまで、2度ほどブログに書いたことがありますが
12月のクリスマスソング・ハンドベルの音楽をCDに焼き付けてくださった○○君。
何年かぶりに来店された奥様が、白い紫陽花が欲しいと言われたので驚きました。
何故なら、届いた苗の中に白い紫陽花があったからです。
お花は咲いていないので、どれが白い紫陽花なのかはわかりませんが
数本あるうちから、1本を選んでくださいました。
花芽が付いていないので、お花が見られるのは一年先になりますが
奥様が希望される、白い紫陽花が咲いてくれると嬉しいです。
でもきっと、白い紫陽花が咲いてくれるのではないかな。
ご縁あって、先生最後の花苗が、奥様の元に届けられるのだと思うからです。