夏剪定は終わりましたか?
10月に秋バラを楽しむために、木立性四季咲きバラの夏剪定は
今週末ごろまでに行ってくださいね。
夏剪定は、株の状態を見て剪定の仕方が変わってきます。
【夏バテや病害虫の被害で、葉がほとんど残っていない株の場合】
秋に花を咲かせることよりも、株の回復を最優先して、夏剪定は行いません。
蕾や花は摘み取り、痛んだ枝は切り取り、枝葉がしっかり茂るまでは活力剤を
枝葉が茂ってきたら液体肥料を施します。
葉が落ちた原因が病気なら、薬剤散布し、治療してから肥料を施します。
【葉が3分の1~4分の1程度残っている場合】
深く切ると葉がなくなるので、できるだけ葉を残し、樹形が整うように剪定します。
先端を切って枝にハサミを入れるだけでも、芽吹きがよくなります。
剪定の一週間前に液体肥料を施して、体力を回復させ
枯れ枝、細くて短い枝、黄色く痛んだ枝を株元から切り取ります。
すべての枝にハサミを入れるようにします。
【葉が半分以上残っている場合】
秋に形よくまとめて咲かせるために、樹形をきれいに整えます。
自然な扇型をイメージして剪定すると、どの枝にもまんべんなく日が当たり
いっそう株が充実します。
全体の高さの3分の1程度を切り戻します。
参考になさってくださいね。
イングリッシュローズ
『クレアオースチン』
イングリッシュローズには数少ない、白バラの最優秀品種。
息を呑むほど繊細な美しさを持つ、カップ型の花が繰り返し咲きます。
強いミルラの芳香があります。